2015.06.17
『口呼吸』と『ボ~』の関係
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2012/05/15
院長ブログ
学校の歯科検診が終わり、来院されるお子さんが増えてきました。
よくお母さんから"ポカン口"や"口呼吸"の弊害について質問されます。
『鼻の毛や奥くにある繊毛(せんもう)は、埃や雑菌、ウィルスや花粉などをシャットアウトする機能を備えていますが、口にはないため、口呼吸は、免疫機能に影響を及ぼします。
歯並びもお鼻の機能と関係が深く、口で習慣的に呼吸している人は、出っ歯や前歯がかみ合わない開咬になりやすいのです。』
・・・とここまでは自信満々にお答えするのですが、次の質問には明確な答えが思い浮かばず、ただ、ただ苦笑いをしていました。
『うちの子供は、口をいつもあけて"ボ~"としているんですよ!!』
『口呼吸』と『ボ~』の関係?・・・う~ん。
昔から、鼻からゆっくり息を吸って口からはく深呼吸は、精神集中やリラックスの効果があると言われていますよね。
でも、同じ空気を口から吸っても、鼻から吸っても変わらないのでは?と小さい頃から不思議に思っていました。
ところが先日、耳鼻科の先生の勉強会に参加した時に重要なヒントを聞くことができました。
それは・・・・なんと!吸っていたのは同じ空気ではなかったのです。
厳密に言うと肺に届く空気は鼻から吸った場合と口で吸った場合では、成分が微妙に違うそうなのです。
鼻から吸った空気は、鼻腔や副鼻腔から生成される微量の一酸化窒素と混ざり合いながら肺に運ばれますが、この一酸化窒素が肺の血管を拡張して酸素の吸収能力をアップさせているのです。
もちろん口から吸った空気には、一酸化窒素は含まれません。
つまり、口呼吸より鼻呼吸の方が血液中の酸素濃度が高くなるというのです。
さらには、一酸化窒素は、免疫、神経系においても重要な役割を果たしているというのですから、結果として集中力や運動能力に影響を及ぼしていると言われても不思議ではありません。
これらのことは、1990年代後半になってわかったのだそうです。
ヨガも仏教も鼻呼吸!!。
そう、人類は、この事実を知る遙か昔から体験的に鼻呼吸の効果を知っていたのですね。
どうやら、『口呼吸』と『ボ~』は、何か関係がありそうです(少々大げさですが)。
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くらしま矯正歯科
住所:神奈川県川崎市宮前区宮崎5丁目14−1
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